食べ物の好き嫌いはわがままか
こんにちわ。
今日は、息子の大好物のバナナケーキを作った「ころママ」です。
脱電子レンジ生活を始めて早5年。
我が家のケーキはもっぱら炊飯器頼み^_^;
釜の中に材料入れて混ぜ混ぜして炊くだけ~
洗い物は炊飯釜と泡だて器のみ!忙しい主婦の為のズボラレシピ♡
いつものケーキ作りの材料を炊飯器にIN❣してスイッチON❣するだけなので、良かったらお試しください♪
さて、今日の話題は
子育ての悩みトップ10に入る子どもの偏食問題
幼少期の味覚は、大人の二倍以上鋭いと言われています。
一歳を過ぎたころ、味を感じる舌の味蕾(みらい)という部分が特に発達していくらしい。
甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の五種類ある味覚の中でも、酸味と苦味は強く感じると言われているため、離乳食期の一歳前後までなんでもよく食べていた子が、
自我が出始める2歳頃から好き嫌いの自己主張が強くなることも。
我が家の息子も普通食になり始めた1歳半から2歳頃のイヤイヤ期に、ほんとに急に何かのスイッチが入ったかのように「嫌なものは嫌なんじゃい!怒」と言わんばかりに一切口を開かなくなりました。
まさしくフードストライキ(゚д゚)!
これはいったいどういう事よ⁈
ということで、検証していきましょう。
好き嫌いと偏食の違い
嫌いだけど食べられる時もあったり、
しっかりお腹を減らすことで嫌いだったものが食べられたり、
食べられない物より、食べられる物が多いなら好き嫌い。
偏食とは、もはや好き嫌いのレベルではなく、極度に特定の物しか食べられない状態。
例えば、米だけを食べる、ジャガイモだけ、豆腐だけなど
ひたすら一つの物を食べ続けたり
食べられるものより食べられない物のほうが多いのも特徴。
食べられるものを数えたら、片方の手の指で数えられるほど少ない数だったなんてことも。
ちなみに我が家の息子は偏食レベル。
両手で数えられる位の食材を食べれる程度です。
健康の為に一日30品目なんて、夢のまた夢の話・・・・
ある日突然ストライキを起こしたかと思ったら、その日からしばらく白米しか食べなくなりました😨
好き嫌いと偏食の理由
実は沢山の理由があったりします。
- 味覚が苦手
- 食感(触感)が苦手
- 臭いが苦手
- 見た目が苦手
- 以前食べた時の苦手意識
- 初めて食べる物への恐怖心
- 単にお腹が空いていない
- 孤食になっている
- 遊びたい気分
- その他感情的理由
- アレルギーの可能性
- 発達障害の可能性
- その他成長の遅れの可能性
好き嫌い治し方のヒント
- 味付けを変てえてみる (何種類も味が混ざってると苦手な子が多いです)
- 食材の切り方、調理方法を変えてみる (苦手なものは、小さく刻んで好物の料理に混ぜ込むなど、調理方法は揚げ物が比較的食べやすい傾向あり)
- 盛り付け方に工夫をしてみる (型を使ってみたり、好きなキャラクターを意識してみる)
- 難易度を下げる (まず、1口だけokというスタンスで。難しければ、匂いを嗅ぐ、ペロッと舐めてみる、口に入れてみるなど、その子に合わせたレベルまで下げていく)
- 日中はたくさん体を使って遊ばせる
- 食卓では明るく楽しい雰囲気を心がける
- 一緒に台所に立って、お手伝いをしてもらう (食べれなくても食材に触れさせる)
- 余力があれば子どもと一緒に家庭菜園にチャレンジしてみる
偏食と発達障害の関係性
気を付けなければいけない偏食問題の一つに、発達障害のある子どもたち特有の感覚過敏との関係性があります。
ただの好き嫌いをするワガママと捉えられてしまいがちですが、実はこういった特性によって引き起こされている可能性があるのです。
例えば赤くて丸くて、おいしそうに見える「イチゴ」
発達障害のある人の中には、イチゴの表面のブツブツが気持ち悪くて怖いと感じることがあるそうです。
コロッケや揚げ物など固くてサクサクする触感は、口の中で刺さったような感覚になり痛みを感じたり、食べ物を噛む音が我慢出来ないということも。
もっと極端な例えをすると、私たちが何気なく食べている食べ物が感覚過敏のある人にとっては、砂やプラスチックを食べている感覚になったり虫を口に入れているような感覚になるんだとか。
嗅覚が過敏な人はう〇こや生ごみの臭いのように感じるらしい。
・・・恐怖じゃない??😱
もし、自分がこういう感覚で、周りに理解されずに、ただのわがままと決めつけられて、強制的に食べさせられたら・・・
きっと、人間不信になるだろうな😱
食べ物を美味しく食べれる人が
食べ物を食べられない人の気持ちを理解することは難しい。
だって、なんの抵抗もなく食べれちゃうから。
だけど、その行為を否定せず、気持ちに寄り添ってあげることは出来るはず。
自分の気持ちを言葉で伝える事が出来るようになった頃、息子が私に言った言葉。
「僕だって、本当は食べたいよ!皆と同じもの食べたい。でも、どうしても無理なんだ。食べれる皆が羨ましい。」
そう、1番苦しんでいるのは、食べれない本人だということを忘れてはいけないね。
私たち親は、食べない子どもに悩むけれど、それと同時に子どもたちは、食べれない自分に悩んでいるということ。
食べない自分が、ママを苦しませていて悲しいという気持ち。
本当は食べたいのに、食べれなくて辛いという気持ち。
子どもたちの言葉にならない心の声を受け止めてあげて
でも、一番大切なことは、ママは自分を責めてはいけないということ。
偏食っ子をもつと、周りの目がとても気になることがあります。
「子供の偏食は、育て方が悪い。母親の責任だ」と酷い言葉を浴びせる人もいるでしょう。
食べさせなきゃというプレッシャーは計り知れず、心身ともに追い詰められてしまうママも多いと思います。
しかし、先ほども話ましたが、子どもの偏食や好き嫌いは決して育て方のせいではないから、自信を持ってください。
よっぽど朝から晩までお菓子をあげていたり、荒れた食生活をさせているのなら話は別ですが、色々なアプローチをしたうえで、どうしても改善されなかった場合は小児科や療育センターなどに相談してみてくださいね。
解決策や原因が見つかるかもしれません。
ちなみに我が家の息子さんは、嚥下機能(えんげきのう)と咀嚼機能(そしゃくきのう)の発達が遅れていることが原因との診断を受けました。
原因が分かったおかげでアプローチ方法も知ることが出来ました。
この事実を知らなかったら、今でも息子と自分を責め続けていたかもしれません(;_;)
だから、あなたも 一人で抱え込まないで☘
子育ては一人でできないから 一緒に悩みながらも解決策を探していきましょう❣
今日も肩の力を抜いて自分に優しい生き方を